無量義経_徳行品第一

法華経

むりょうぎきょう_とくぎょうぼんだいいち

徳行品第一のストーリー

 王舎城おうしゃじょうという場所の霊鷲山りょうじゅせんという山で、お釈迦さまが法を説こうとしている。それを知ってたくさんの人が集まった。仏は、世の中のすべてのものを救うために、法を説く・・・。これを聞くため、「三人寄らば文殊の知恵」と博識で有名な文殊師利菩薩もんじゅしりぼさつ、「56億7千万年後の未来にこの世を救済する」弥勒菩薩みろくぼさつ、「人々に薬を与え救済した兄弟。釈迦像の両脇に立ってることで有名な」薬王菩薩やくおうぼさつ薬上菩薩やくじょうぼさつ、「観音様で有名な」観世音菩薩かんぜのんぼさつなど、他にもお釈迦さまの十代弟子などなど、エリートを含めた色んな人々が集い、仏様を礼拝し、賛嘆している。

ストーリー的には短いが・・・

ストーリー的にはただそれだけなんですが、「場所」「集まったメンバー」、また「この後のお釈迦様の行動」が大事です。お釈迦様はその後、無量義三昧むりょうぎざんまいという瞑想に入ります。これらの証拠から、「この無量義経むりょうぎきょうは、法華経ほけきょうがとかれる直前に説かれた教えなんだな!」ということが分かるのです。「なんだ順番が分かっただけじゃん」と思うなかれ。現時点では何が重要か分かりませんが、それはこの次の「無量義経説法品むりょうぎきょうせっぽうほん第二」で、明らかになります。

まとめ

お釈迦さまは、すべてのものを救うためにさまざまな教えを説かれました。昔より有名な法華経は、実は末の世に生きる私たちに向けた教えでもあったのですが、無量義経はその直前に説かれたのでした。

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