「自己肯定感」との付き合いかた

人生論的なやつ

自己肯定感~イチロー選手のインタビュー

最近「自己肯定感」という言葉をよく耳にするようになりました 自己肯定感とは 自分自身を好意的に受け止められる状態 のこと 以前は「自分に自信がある」とか言ってました
野球選手で有名なイチロー選手は あるインタビューで「これまで自己肯定感という言葉を目にしたことがない」と前提したうえで 「自己肯定感という言葉は 僕にとっては気持ち悪い言葉」と述べていました (2023/12/22のライブ映像 Youtubeはこちら:(C)オリックスグループ「SMILE ON」)
彼にとって「基本的に 仕事とは 思い通りいかないもの」だそうで とても共感しました

「疑問符」があっていい

「自分を肯定できない」ことと「自分を全否定」することは違います イチロー選手は「自分を肯定することに 抵抗がある」とも話していましたが 少なくとも自分を全否定している印象は受けませんでした
つまり こういうことです

自己肯定:自分の悪いところもすべて肯定する必要はない

人はみんな うまくいかないこと なんていくらでもあります しかし それで自分を否定するというのは 早計です

多くの人は ストレスなく 誰にも指摘されず すべて仕事もプライベートもうまくいくことを願っています しかし 仮に何の障がいもなく 楽しそうに毎日仕事する人がいたとして その人ってどうでしょう? 人としての厚みがあるのでしょうか

他人にいくら賞賛されようと「自分はこれでいいのか?」「順調そうにみえているがどこか落とし穴はないか?」 常に疑問符をもって精進する こういう生き方が 彼のような偉大なプレイヤーを生んだのだと思いました

完璧じゃないから努力する

「努力」今では死語になりつつある言葉ですね だけど 想像ちょっと想像してみて!

あなたは誰からも比較されません みんながあなたを尊敬し あなたは誰からも注意されることはありません

こんな人生 ちょっと楽しそうですね! 理想ですよね!
だけど 本当にそうかでしょうか? 会社の社長さんになったり 著名人になった自分を・・・誰もあなたを注意してくれない人生を・・・

そう まるで裸の王様 怖くありませんか? 間違ったことをしても 誰も注意してくれないのだから・・・
違いますよね? あなたはすでに知っているはず
あなたが自己肯定感で悩んでいるのは
「自分が完璧じゃないって分かっているから」
「自分に欠点があるって知ってるから」
だから悩むのよね?

そうです 問題の根源は あなたを注意する上司じゃない あなたを他人と比較する同僚でもない
あなたが 自分の欠点を知っているから

でね 安心して みんなそうだから! みんな落ち込むことはあるから! っていうか それが普通だから!!
自分が完璧じゃないって知ってるから みんな努力するのです
「自己肯定感の上げ方」みたいな怪しげな論に惑わされないで!

逆に 今のあなたは良い状態かも

常に自分を肯定し 他人から何も言われない 要するにストレスが全くない状態が長く続くと 人は堕落します これは 過去の歴史が証明しています

ちょっと想像してみて 失敗をおそれて
AIが教えてくれた星の数が多い飲食店だけに行く人生って魅力的ですか?
誰かの成功例をそのままトレースするお手軽人生って魅力的でしょうか?

きっと そうは感じないはず
そう
人生に疑問を抱いていてもいいのです
悩んでいてもいいのです うまくできなくたっていい 失敗したっていい
だって 人は自分の欠点に気づいて 努力している状態そのものが 魅力的なのだから

目の前の事実をしっかりと直視し 困難に立ち向かう自発的な実践の先に 魅力が生まれるのではないでしょうか?

根性論ではない 大事なのは「期待」

とはいえ 失敗してへこむことってみんなあるよね そんな時は 遠慮なく自分にご褒美をあげてね おススメは 気の合う仲間と楽しいおしゃべりしながら遊ぶこと リアルだってネット上だってなんだっていい 他人との交流は 自分を気づかせてくれますから

ストレス解消したら ちゃんと前を向いて自分の仕事に向き合いましょう
気合や根性はおススメしません だって絶対に長続きしないから

それより大切なのは ちゃんと現実をみて ちゃんと論理的に考えること

他人の問題なら 一旦 切り離しましょう
過去の過ちなら さっぱり忘れましょう
過去の満足感や達成感を得られないのであれば それは未来の問題 一旦忘れましょう
未来につながることだけをしていきましょう

スキル不足なら スキルを身につける
知識不足なら 勉強する

そうやって 過去の満足感や達成感とは違った
未来に向かった「手ごたえ」
こうすればうまくいくはずといった「期待」


これら自発的な努力の上に積み重なった「自身」をつけていくことが大切ではないでしょうか

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